肩をすくめるアトラスのイメージ

哲学書

『肩をすくめるアトラス』(アイン・ランド)でルサンチマンから解放される

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こんにちは、ゆういちです。

 

突然ですが、

 

あなたは「お金」は好きですか?

 

 

また、

 

 

「ルサンチマン」はありませんでしょうか?

 

 

 

 

今回ご紹介する

『肩をすくめるアトラス』(アイン・ランド)

 

肩をすくめるアトラス外観

では、

 

 

資本家に対する感情、

お金に対する見方などについて、

 

 

 

「じゃあ、本当にいらないんだな?」

 

 

と、真っ向から議論をぶつけてきます。

 

 

 

「仕事ばかりの人の人生は、

本当に豊かではないんですね?」

 

 

 

 

「お金を儲けようとすることは

卑しい行為なんですね?」

 

 

 

このように、真正面から

疑問を投げかけてきます。

 

 

 

 

この本は

聖書についでアメリカ人が

 

 

 

「人生でもっとも影響をうけた本」

(1991年、米国国会図書館、
ブック・オヴ・ザ・マンス・クラブ共同調査)

 

 

 

といわれていて、

 

 

現在でもアメリカでは年間15万部も

売れているロングセラーです。

 

 

 

かなりボリュームがありますが、

(およそ1000ページあります)

 

 

 

時間と労力をかけて

読んでみる価値のある

数少ない本のうちの1つです。

 

 

 

特に後半では、壮大な語りが行われ、

固唾を飲んで読まずにはいられません。

 

 

 

この本を読んで、

あなたは世界の見方が変わる体験を

するかもしれません。

 

 

 

その理由はどのようなものか?

 

 

 

あなたの読書の手助けができるように

僕の考えもお書きします。

 

 

 

少々長くなりますが、

最後までお付き合いくださいね。

 

 

それでは、まいります!

アメリカ資本主義らしいお金への価値観

お金とは

僕たちは、いたって普通に過ごしていても

知らず知らずのうちにお金に対して

様々な見方を持つことがあります。

 

 

 

「がめつく稼ごうとするのはちょっと・・・」

「たくさん持っている奴はずるい」

「お金が全てじゃない」

「お金で何でも手に入れられる」

「お金がないからできない」

 

 

 

人によって様々ですが、

お金に対して人は、いろいろな感情が
生まれてくるようです。

 

 

 

「私は何にも感じてないよ」

 

 

という人でも、

 

 

 

少なくなり困窮すれば不安や焦りが生じ、

 

 

大金が入れば嬉しくなると思います。

 

 

 

しかし本来、お金とは

 

 

「債務と債権の記録」にすぎません。

 

 

 

 

それにもかかわらず、

色々な想いを持ってしまっています。

 

 

 

本書では、

 

 

 

「富を必要の犠牲にした」

「幸福を義務の犠牲にした」

 

 

と斬りつけます。

 

 

お金や、それを多く持つ者に対して、

多くの人が持つ意見の方が

むしろ間違っていると言っているかのようです。

 

 

 

そして、

 

 

「他人の頭脳の恩恵を受けて暮らし、

人間には道徳も価値観も行動規範もいらないと

公言する補助金でなりたった教室の寄生虫を

一掃することだ」

 

 

と叱咤激励しています。

 

 

 

お金=幸福ということを言っているのではなく、

 

 

 

成功者について

 

 

「かれらは自分の規範によって生きていたが、

それがどれほど素晴らしい美徳だったか」

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と述べているように、

 

 

 

お金に対する僕たちの偏見を、

 

世の貢献者たちに無理性的に

ぶつけてはならないとしています。

 

 

 

明言はしていませんが、

富を得ることに何ら問題はないと

訴えているかのようです。

 

 

 

現代では世界中の富の90%以上を

全人口の1%が保有するといういびつな

姿になってしまっています。

 

 

 

一見、これを肯定しているかのようにも

受け取られてしまうかもしれませんが、

 

 

 

1%の彼らは略奪したのではなく、

彼らが美徳を貫く強さを持っていたという

ことなのかもしれません。

 

 

 

そうであれば、

それを再分配しろという話はおかしなことで、

 

 

 

僕のような人間も、

しっかりしようよ、と言ってくれている

のだと思います。

 

 

 

上への抵抗感を持つ者への提言

ルサンチマン

 

僕たちはいつの間にか

「ルサンチマン」も持つことがあります。

 

 

 

幼い頃は、誰しもがヒーローやヒロインに憧れ、

自分もそうなりたいと思っていたはずなのに、

 

 

 

いつからか自分よりも上の存在に

なんともいえない抵抗感を

持つようになってしまうことがあります。

 

 

 

 

これはもしかすると、

 

 

 

多くは“学校”の規則や空気などの息苦しさを

目の前にいる“先生”に投影して

ルサンチマンを獲得するのかもしれません。

 

 

 

本書では

 

 

「思考はすべての美徳に先立つ人間の

唯一基本的な美徳である」

 

 

とし、

根本的な諸悪の根源は、

 

 

 

「意図的な人間の意識の停止、
思考の拒否である抹消行為、
盲目ではなく見ることの拒否、
無知ではなく、知ることの拒否」

 

 

 

であるとしています。

 

 

 

そして、成功者の成功について

 

 

「事実を他人のあやふやな
意識の犠牲にすることを拒否する」

 

 

 

と言っています。

 

 

 

 

さらに本書ではこうも記されています。

 

 

 

 

「他人の目をごまかして自分の知性には
手に負えない仕事につくことは、

ものまねで場をしのぐビクついたサルに
なることであり、

自分の知力の全てが要求されない
仕事に落ち着くことは、

自分のモーターを止め、自分自身に退廃という
別の動作を宣告することであり、

仕事は人の価値観に到達する過程であり、

その価値観への野心なくすることは
生きる野心を失うことであり、

人は業績を道程の目標として、
知性の限り運転しなければならず、

目的のない人間は下り坂を
滑走する機会であり、

(中略)

仕事の外で見つけるいかなる価値も、

それ以外のいかなる忠誠心や愛も、

旅路を共にすると決めた道連れでしかなく

自らの力で同じ方向に進んで行く
旅人でなければならない」

 

 

 

このようなことが、

作中の後半部分に延々と書かれていますが、

 

 

 

その白熱した語りはまさに圧巻です。

 

 

 

 

「必要を権利とはみなさない」

 

 

 

「人は理性・目的・自尊心の三つを
人生における最上の支配価値として
守らなければならない」

 

 

 

全体主義は大事ではあるけれど、

まずは自分であるということを

なんども強調しています。

 

 

 

それは単なるワガママを推奨しているのでは
ありません。

そして、

 

 

 

「馬鹿をうまくだますことからしか
価値を得られない馬鹿として生きていたい」

 

 

という考えから抜け出るように

強く強く訴えてくれています。

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