政の哲学のイメージ

哲学書

藤井 聡 著『政の哲学』を読んで大衆思想から哲人の道へ歩む

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こんにちは、ゆういちです。

京都大学教授にして、内閣参謀関与も務めていらした
藤井 聡先生という方がいらっしゃいます。

最近は内閣参謀関与をお辞めになられており、

『表現者クライテイリオン』という雑誌の編集長を

していらっしゃいますが、

 

その活動の中で、消費増税に異議を唱えて

MMTの解説などの情報発信をされています。

 

 

そんな藤井先生ですが、

政治と哲学には深い関係があるということを

おっしゃっています。

 

というのは、

 

政治的な判断をする際に必要となるのは、

人がどのように判断するか?の根底にある

哲学が重要であるからなのだそう。

 

 

政(まつりごと)とは、単に政治のことだけではなく、

人間の活動の全てと通ずる概念だということを

ご存知でしたでしょうか?

 

 

人間が二人以上いれば、その間には取り決めが起こり、

一致すれば執り行われ、違えば調整が必要になります。

 

つまり、

 

何も難しい議論をするものだけを政というのではなく、

ごく小規模の集団においても、その振る舞いの全てが

「政治」だということです。

 

そして、

 

この政を決めるには、関わる人間の判断が入る以上、

 

その者の知識・経験・そして品格が

 

問われることになるわけです。

 

 

ダラダラした人とサボり癖の強い人との間では、

 

「決して頑張ってはいけない」

 

という取り決めがされるかもしれません。

 

 

一方、

 

 

向上心の塊のような人たちの間で決められる

取り決めは、

 

「決して諦めないこと」かもしれません。

 

 

このように、

 

これら判断の源についての学が「哲学」になります。

 

今回ご紹介する

 

 

『政の哲学』(藤井 聡 著)

政の哲学表紙

 

では、

 

この判断に使われるべき哲学には、

 

判断を下す者が持ち合わせるべき哲学には、

 

いったいどのようなものがふさわしいのか?

 

 

ということについて、

 

哲学の基礎から

わかりやすく教えてくれます。

 

 

ちなみに、こちらの書籍は、

 

インターネットチャンネル:CGSの

「じっくり学ぼう!政治の哲学」


で放送されていたものを書籍化したものです。

 

この本を通じて、あなたは

 

  • 理性とはどういうものか?
  • 知性とはどういうものか?
  • 判断するとはどういうことなのか?

などを深く考えるきっかけを得られるはずです。

 

今回は、一足先に本書を読ませてもらった僕が、

本書を読んで哲学などについて考えたことをお伝えします。

 

 

このような僕の意見とあなたの意見を

時空を超えて議論することは

もうすでに哲学なのかもしれませんね。

 

わおっ

 

それでは、少し長くなりますが、

最後までお付き合いください!!!

参りますよ!

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哲学は簡単!?大衆社会を哲人として生きるために

哲学はむずかしくない!?

本書では、哲学は難しいものではないと言っています。

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その理由は、

 

本来の哲学は、概念でありますので、

 

身振り手振りを交えて口頭で伝えられて

いたからなのだそうです。

 

 

成書にすれば5.6冊にもなりそうなお話は、

会話の中ですれば10分ほどのものだという。

 

 

それだけ言語による概念の扱いは難しいという

ことでもあるようですが、

 

概念を知った上で、

その後にその哲学を持って生きていくことで、

 

 

さまざまな経験をし、否定も肯定もして

ようやく体で感じるものが哲学なのかもしれません。

 

 

 

たまたまプラトンがソクラテスの言葉を愛し、

 

どうしても世に残したかったために

 

現在のような記述による伝搬が行われるように

 

なりましたが、

 

 

そもそもソクラテスは確かに書物を

残していません。

 

 

そのことを知っていたソクラテスも、

世界で初めて哲学を記述したプラトンも

両者とも偉大な功績を残しましたよね、本当にすごい。

 

 

哲学を書き言葉で教わった僕たちの苦悩

何が見えるのかな?

本来は語り合うことで行われた哲学が、

文章となったことで

難しい学問となってしまいました。

 

 

これにより、

多くの人が哲学ら離れてしまったと考えられています。

 

 

もしかしたら、先日お伝えした

ウィトゲンシュタインも、

 

 

このことを気にして言葉の意味を深める

ことによって哲学していたのかもしれませんね。

 

 

 

さて、ところで、

 

 

この本では、できるだけ会話調に記述され、

難しい話も理解しやすいように書かれています。

 

 

あなたも本書を読めば、

今まで取りつきにくかった哲学の世界へと

軽快に踏み込めるようになるでしょう。

洞窟の比喩でわかる哲人統治と詭弁の危うさ

やっぱり哲学は難しい

 

本書では哲学とはどういうものなのか?

ということについて

 

「洞窟の比喩」

 

を用いて教えてくれます。

 

 

解説してくれている藤井先生の

深遠な解釈は、

 

この洞窟の比喩とその後に書かれている

内容との解釈を最後まで結んでくれています。

 

 

そして、

 

洞窟の外の世界を見た哲人によって、

世の中が統治されていくべきであることが

 

じっくりと解説されています。

 

 

じゃあ哲人ってなんなんだ?

 

 

それは哲学を持っている人ですね。

 

 

なのでソクラテスも

 

 

「自分はこんなにす凄いんだぞ」

 

 

と言っている人のところへ行き、

 

「知っているらしいけどどうなの?」と

 

会話をして、時にその考えを正していっている

 

わけです。

 

 

これを辻説法などとも呼び、

 

がっつり戦っている(正確な表現ではありませんが)

 

ということだったんですね。

 

 

また、

 

 

哲学を乱そうとする詭弁の存在についても、

 

 

それがどのように発生し、

 

 

どのように世の中に良くないのかを

 

教えてくれています。

 

 

 

知らぬ間に政治にまで興味を持ってしまう

素晴らしい内容の本です。

 

 

 

僕も藤井先生の講義を受けてみたかった

なんていう思いがこみ上げるほど、

面白くて一気に読めてしまう素晴らしい本です。

 

 

 

哲学を知ることは物事の認識と理解が

たかまることでもありながら、

それでいて気も休まるという不思議な体験。

ぜひ、あなたも読んでみてください。

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